ナスダック100とS&P500の両方に投資するのはどう??
あ~コレは…あるあるな疑問だね!
やっぱりそうか。。新NISAでもどっちを買うべきか悩んじゃうよ~
うん…
気持ちは分かるぞ!
シミュレーションして解説しちゃおう♪
NASDAQ100とs&p500の両方投資するのはどうなのか…
どちらもパフォーマンスが高く、大きな利益が期待できる投資先のため、両方取り入れたいと考える人も多いでしょう。
本記事では、両方投資するのはアリなのか、両方投資した場合に得られる利益を予想して考えていきます。
この記事の信頼性
目次
ナスダック100とS&P500の中身
投資をしていると、どこかで必ず暴落を経験します。
直近で言えば…
2020年のコロナショック…
2008年のリーマンショック…
この辺りは有名ですよね。
経済の成長は株価の暴落とセットです。
今後、いつか暴落を体験することは覚えておきましょう。
このことを踏まえ、構成銘柄や分散投資できるのかなどは必ず把握しておくべきです。
まずは、NASDAQ100とS&P500の両方の中身について紹介します。
投資をするのに投資先の中身を知らないなんてヤバいですからね~
ドキッ!ちゃんと学びます!!
ナスダック100の特徴
ナスダック(NASDAQ)とは、1971年に創設された米国の新興企業向けの株式市場です。
そのナスダックに上場する約3,000銘柄のうち、時価総額上位100銘柄で構成されているのがNASDAQ100です。(金融除く)
情報技術系が中心となっており、分散性が低い銘柄と言えます。
分散力が低いと、暴落時に大きなダメージを追ってしまいます。
しかし、ナスダック100は暴落時のダメージが大きい分、リターンも大きいのというメリットもあります。
S&P500の特徴
一方で、S&P500は、米国市場の代表的言える指数です。
構成銘柄は500社と、NASDAQ100にも入っている銘柄も含まれています。
構成銘柄の数も多く、分散できるため、ナスダック100と比べると暴落のダメージは少ないです。
その分、ナスダック100よりかは大きなリターンを期待できません。
コチラのXでポストした図解も参考になります。
ナスダック100とS&P500、ダウ平均って重複する銘柄もあるんですよね。
ナスダック100とS&P500両方に投資したら?
では、ナスダック100とS&P500に投資した場合、どれくらいの利益が見込めるのでしょうか。
それぞれ、毎月3万円を10年間積立した場合で想定してみます。
(絶対的な利益を保証するものではありません。)
ナスダック100に毎月3万
(出典:投資シミュレーション.com)
5年後では、元本186万円で運用益136万円、資産合計322万円です。
さらに5年後の投資開始10年目では、元本363万円に対しての運用益641万円となり、資産合計1,004万円となりました。
3倍近い数字になるなんてスゴい!!
何度も言うけど、その分リスクもあるからね…!!
S&P500に毎月3万
(出典:投資シミュレーション.com)
5年後では、元本186万円で運用益66万円、資産合計は252万円です。
さらに5年後の投資開始10年目では、元本363万円に対しての運用益378万円となり、合計資産741万円となりました。
ナスダックに比べると弱いけど2倍くらいまで増えるんですね~
暴落が起きても売却せず、ずっと運用を続けられたらのお話ですぞ!
ナスダック100とS&P500両方に月1.5万円ずつ投資した結果
10年後 元本363万円 運用益601万円 資産合計965万円
※ナスダック100、S&P500それぞれ投資シミュレーション.comの結果の数字より算出
※本シミュレーションのいかなる内容も、将来の運用成果を予測し、保証するものではありません。
※本シミュレーションは、特定の金融商品の取引を推奨し、勧誘するものではありません。
このような結果になりました。
両方に投資しても一部の銘柄がダブっていることや、米国集中型の投資でも問題ないと考える方は両方投資するのもアリだと感じます。
私もナスダック100とS&P500の両方に投資していました。
ナスダック100だけだとどうしても振れ幅が大きくなるため、S&P500にも投資することで中間的なリターンを狙ってみた時期もあります。
1つだけの投資では心もとないと考える人は、毎月同額をナスダック100とS&P500の両方に投資することで、中間的なリターンを狙いながら長期投資できるはずです。
両方に投資するのもアリなんですね?
様々な要素を加味すると難しいとこなんだけど…まぁ、私はアリだと思うよ!
ナスダック100とS&P500以外の選択肢
NASDAQ100とS&P500は両方とも成績優秀な指標ですが、他にもおすすめの投資先があります。
組合せによっては、さらに分散投資できるものや、資産を急増させる可能性が高いものもあるので、おすすめの投資先を紹介させてください。
FANG+が人気
「FANG+(ファングプラス)は、Facebook(Meta)、Amazon、Netflix、Googleの4社を含んだ、米国の次世代テクノロジーをベースとした10銘柄で構成されています。
2024年、SNSでもFANG+は新NISAのランキングで上位に入ってきて話題になっていましたよね!
FANG+には、次世代をけん引していくテクノロジーを有した企業が多く、今後も上昇を期待できることから、多くの投資家に人気があります。
ナスダック100、S&P500と比較としても圧倒的なパフォーマンスに優れていることは、下の図を見れば一目瞭然でしょう。
【出所:大和アセットマネジメント】
上昇率が高く期待できますが、下落したときの下落幅も高いといった特徴があります。
大和アセットマネジメントの資料によると、2021年1月~2023年11月の指数を比べたときにS&Pの最大下落率が25%だったことに対し、FANG+の最大下落率は48%でした。
構成銘柄が少なく、ITに関連する企業が多いため、リスク分散には欠ける特徴があることは知っておきましょう。
つまり、割とハイリスク、ハイリターンな部類だと思いますよ!
オルカンも堅い
全世界株式(オールカントリー)は、1本で全世界の株式に分散投資できるインデックスファンド。
おそらく、投資をしている人で聞いたことがない人はいないくらいには超有名なファンドです。
これまで紹介したS&P500などと比べて分散に優れており、この1本だけで運用する人も多くいます。
投資をしているとポートフォリオの調整が出てくることもあります。
しかし、オルカンは投資信託やETFを通じて自動的にポートフォリオを組みなおしてくれます。
そのため、管理が苦手な人や下落時の値動きをなるべく小さくしたいと考える人には最適なファンドです。
デメリットは、構成比率はアメリカの銘柄が多く完璧な分散にはなっていないことです。
S&P500やナスダック100のような大きな上昇が期待できないことが挙げられます。
ちなみにS&P500とオルカンの両方に投資をすると、こんなイメージです↓↓
まとめ
結論は、NASDAQ100とS&P500、両方の投資は全然アリです。
どちらも成績が優秀なため、より利益を追求していきたい方にはもってこいの投資先だと思います。
しかし、リスク許容度や投資に費やせるお金など個人の状況によって正解は違います。
これが最適解なわけではありません。
成長が期待できる企業で多く構成されたファンドを主軸に、オルカンのような分散投資できるファンドで守りを築くことだってできます。
投資と聞くと、上昇率に目が行きがちですが、万が一の暴落時にも備えて、守りのファンドとしてオルカンは入れておくことはおすすめです。
本当に良い投資先を見つけて、仕事以外で第二の収入の柱を作りたい人は絶対見て欲しい↓↓↓
>>4年以内に毎月10万の利益を目指せる新NISAの投資講座